2010年に工房設立10周年を記念して制作したひょうたんビトカレンダーも今回で16年目となりました。
2025年のひょうたんビトカレンダーは毎月すべてに富士山が写っています。季節ごとに違った表情を見せる富士山と季節の草花を手入れするひょうたんコビト達のコラボ画像をお楽しみください。
1月…三保の松原で餅つき
餅をついているひょうたんビトたち。この餅はひょうたん蔵の新年会でひょうたんビト達にふるまう物です。一年間元気に働くためのパワーを蓄えるための餅…いわば力餅だということです。
また、餅は長く延びて切れないことから長寿を願う意味を含んだ縁起物でもあるんだそうです。ただこんなに粘つく餅はのどに詰まりそうなんですが…大丈夫でしょうか。
2月…梅の花びら飾り
梅園で働くひょうたんコビトを見つけました。
まだまだ寒~い季節ですが春の訪れをいち早く感じてもらおうと一生懸命花を咲かせています。
「梅にうぐいす」とよく言われますが実際に見られるのはウグイスではなくメジロです。
梅の花の蜜を吸いにやって来てくれるんです。
梅係のひょうたんコビトはせっかく来てくれたメジロちゃんを驚かせないように梅の花になりきって梅の木の手入れをしています。
3月…菜の花畑のひょうたんハッチ
菜の花畑で働くひょうたんコビトを見つけました。
ハチに扮装して羽までつけてあちこち飛び回っています。菜の花係は害虫駆除と受粉が主な仕事です。
富士山はまだしっかり雪を被っていて寒々しいですが菜の花は春の訪れを告げる花として心まで温かい気持ちにさせてくれます。
4月…ネモフィラのお手入れ
ネモフィラ畑で働くひょうたんコビトを見つけました。
さわやかなブルーの花が愛らしくて森の妖精の様です。厳しい環境でもぐんぐん育っていく丈夫な花ということで「どこでも成功!」という見た目に似つかわしくないダサい花言葉がつけられています。
ネモフィラ係のコビトは観光客に目立たないよう同色の着ぐるみを着てひっそりと花のお手入れをしています。
5月…黄昏るひょうたんコビト
山中湖畔でたそがれているひょうたんコビトを見つけました。
このコビトは何の係なのでしょうか?
きっと一日の労働を終えて家路につくところでここに立ち寄ったのでしょうね。
ちなみに「黄昏る」には夕暮れになる、薄暗くなる、物思いにふける、ぼーっとしている、全盛期を過ぎる、の意味があります。
6月…梅雨の晴れ間の富士山と紫陽花
紫陽花の手入れをするひょうたんビトを見つけました。
アジサイ係の主な仕事は晴れた日にひたすら水やりをすることです。それとカタツムリを探してきて葉っぱに乗せるという作業もあります。せっかくなのでアジサイ係のひょうたんビトにもポーズを取ってもらって撮影しました。
この時期はなかなか富士山の姿を見ることができませんが梅雨晴れのこの日は奇跡的に色鮮やかな紫陽花と富士山とのコラボ写真が撮れました。
7月…夏休みには海水浴
三保真崎海水浴場で海水浴するひょうたんコビトを見つけました。
この日は待ちに待った夏休みの初日です。彼らにも少しくらい夏休みを取る権利はあるようです。
海にプカプカ浮きながら富士山を眺めていると日頃の労働の疲れを取り払ってくれるような気がします。
8月…ひまわり畑で一休み
ひまわり畑で働くひょうたんコビトを見つけました。
地球温暖化のせいで近頃の夏は連日猛暑日ばかり。ひまわりの手入れをするひょうたんコビトは汗をかきながら海水パンツ一丁で頑張っています。もともと暑さには強いひょうたんコビトですが炎天下での作業はかなりハードです。熱中症にならないように水分補給と休息をしっかりとるように心がけています。
9月…百日草の花びらを整える
色鮮やかな百日草がわんさか咲いている場所でひょうたんコビトを見つけました。
百日草係のひょうたんコビトは周りにとけ込むように赤い着ぐるみを着ています。9月といえどこの日もまだ真夏のような暑さです。見るからに暑苦しい恰好ですがそんなことはお構いなしに彼は黙々と花びらの形を整える作業をしています。
10月…珍しいコスモス見つけた
コスモス畑でひょうたんコビトを見つけました。
自分で丹精込めて育てたコスモスを見せてくれています。
コスモスの花は清らかで素朴な美しさを持っているため「乙女の純潔」という花言葉があります。純潔であるためには思い、言葉、行い、において道徳的に清くなければなりません。
ひょうたんコビトの中でもそういった精神を持ち合わせている者だけがコスモス係に任命されます。
11月…ススキの箒に乗る練習
ススキの箒にまたがっているひょうたんコビトを見つけました。
ハリー・ポッターの「魔法の箒」のようにススキに乗って富士山の周りを自由に飛びまわるのが夢なのだそうです。初心者のコビトはまだ低いところをゆっくりとしか飛べないようなのでもっとスキルアップしようと猛練習しているのでしょう。いつかその夢がかなうと良いですね。
12月…プレゼントを届けるひょうたんサンタ
サンタクロースの扮装をしたひょうたんビトのチームリーダーがモブ―とコビトを従えて出かけていくところです。
一年間草花の手入れをしてきた各お花係のひょうたんコビト達の労をねぎらうためにそれぞれの地へボーナスを届けに行くのだそうです。ちなみにボーナスの中身はドングリです。
ひょうたんビトカレンダーはオンラインショップ(BASE shop)にて販売中です。
<木製ピンチと台座付きのセット>
台座のスリットにカレンダーを差込み上部はピンチで挟めば卓上カレンダーとして使えます。
ピンチの裏には穴が開いていますので壁に釘を打って引っ掛けることができます。穴に紐などを通してぶら下げても良いですね。
ひょうたんビトカレンダー(木製ピンチ、台座付き)
1,320円(税込み)
<専用フレーム付きのセット>
木製フレームに入れるだけでただのカレンダーもなんとなく高級感が増しますね。壁に掛けたり卓上に置いて使えます。
上枠がスリット状になっていますので毎月のカレンダーの差し替えはとても簡単です。
ひょうたんビトカレンダー(専用フレーム付き)
フレーム素材:天然木製(オイルフィニッシュ)
フレームサイズ:180(W)×240(h)×20(t)
3,850円(税込み)