ティッシュケースのマイナーチェンジ

ティッシュケース製作

ティッシュケースが完成しました。今までのと比べて若干の変更点がありますのでここでご説明させていただきます。

ティッシュケース変更点

変更点その1

左が旧バージョンで、右が今回マイナーチェンジした新バージョンです。パッと見てすぐわかるのは材種が違うということですね。今まではアルダーという一般的にはあまりメジャーでない材で作っていましたが今回からクルミ材に変更しました。クルミは皆さんご存知ですよね。アルダーより色味が渋くて深みが感じられると思います。高級感も増したと思いますが、実際に材料費もクルミの方が高いです。まぁこればっかりは好みの問題ですが。

旧ティッシュケース裏板
新ティッシュケース裏板

変更点その2

裏板を変更しました。今までは引き抜き式でした。製作時は前板をキュッと押し込んで閉まるように一つ一つ鉋で削って仕込んでいたのですが時が経つと木の乾燥によって、ゆるくなってしまうものが何割か出てきてしまいました。ゆるくなった物は斜めに持ち上げた時に裏板がストンと飛び出してきてしまうこともあって慌ててしまいます。その点を改善しようと思い、今回は引き抜くのではなくケンドン式にしてみました。このティッシュケースは立てて使うのでこのやり方でも全く問題が無いことに今更ですが気が付いたんです。

新ティッシュケース裏板

シンプルな構造にしたおかげで箱ががっちり組めるようになりました。それに使い勝手も非常によくなったと思います。

新ティッシュケース雇いざね

変更点その3

留め接合の補強方法も変えました。今まではカンザシという補強材をあとから差し込んでいましたが、今回からは雇いザネを入れて組み立てる方法にしました。この方が留めの接着面全体に効いてくれるので強度的にも絶対に有利だと思います。見た目も非常にすっきりしました。野暮ったさが取れた感じです。あの野暮ったいのが好き、という方もいらっしゃるかもしれませんが。

旧ティッシュケース脚
新ティッシュケース脚

変更点その4

脚の形も変わりました。今までは脚先を丸めていたので点で立っていましたが今回からは脚を斜めに切り落として面で支えるようにしました。これによって安定感が増しました。

ティッシュケース変更点

変更点その5

仕上げの塗料も変えています。天然オイルだと質感の良さを保つためにはどうしても定期的なメンテナンスが必要になりますがそれを軽減するためにウレタン成分を含むオイルを塗ることにしました。これによってより硬質でスベスベな質感がいつまでも保ててメンテナンスフリーにもなりました。

 

変更点は以上です。全体的にすっきりして自然な木目の美しさをより強く感じていただけるようになったと自負しています。

ネット販売は約2週間後に予定していますのでどうぞよろしくお願いいたします。